勉強 教室長 高校入試分析

令和5年度山口県公立入試

投稿日:2023年3月18日 更新日:

5教科を解いた私個人の感想は、
『国語以外は、共通テストを随分と意識して作ってあるな』
でした。
(当然のことなのですが。。。)

山口県の公立入試問題の出題傾向が大きく変わって今回が2回目の入試でした。
生徒には、『出題の仕方が変わるかもしれないから、当日、驚かないでね』と伝えてありました。

備忘録も兼ねて。。。

【国語】
全体的には易化したような印象を受けた。
『50字以内で書け』という記述問題については、今後、他県の過去問を使用して対策する必要性を個人的には感じた。

【英語】
英単語だけでなく、イディオムの暗記の必要性を感じた。
英作文は、今年度も8点(50点満点中)だったので、英作文の対策は国語の課題作文同様に対策する。
仮定法が出題された。

【数学】
確率の問題では、2つの場合を比較する問題で、このタイプは初めての出題だと記憶している。ただし、解き方は非常に簡単であった。
作図で長さとしてルートが出てきた。焦った受検生もいただろうが、『三平方の定理』がすぐに頭に浮かべば特別難しい問題ではなかった。
昨年同様、証明する三角形についての記述が問題文中になかった。
グラフ問題では、四角形の面積を半分にする直線を求めなければならなかった。
過去問を5年分解いていれば、作図問題で出ていたので、そこまで困る問題でもなかったように思う。

【理科・社会】
選択肢は、共通テストに似せて作成してあった。
今後とも、過去問を解く時には『正解でなかった選択肢についても調べ、必要であれば覚えること』を徹底する。

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