教員時代、先輩教員に「○○大卒か、だんだんレベル低くなるな」と言われました。
先に断っておきますと、私はこの言葉を大変大切にしていますし、感謝していますし、なにより、実感を持っています。
とはいえ、直接言われると「心に響く」ものです。
教員として教壇に立つのだから、覚悟無く仕事に臨むべきではありません。
そしてこれを言い放ったその教師は、本当に優秀でした。
クチと目つきは少し悪かったかもしれません。
しかし気配りも思いやりも、賢い人の「自然」そのものでした。
技術科の先生でした。
技術科・家庭科の先生をされている方は、本当に優秀な人なのです。
ただでさえ少ない募集人員と高い倍率を潜り抜けた方ですから。
(いや、無論、他の科の先生も優秀な人おおいです!当然ですが・・・
あー、理科は変人多いです)
懐かしいな、お元気でしょうか、同僚だった人でしたが「恩師」としか思えません。
私見ですが、教師とは、「誰からでも何からでも教わる心構えを持つ者」なのではないでしょうか。
「教える心構え」ではなくて、です。
教員になろうとする教え子が何人かいて、既に教壇に立っている教え子もいますが、
どうか良い人生を、あなたも、あなたの教え子さんたちにも、願います。
教員として日本を支えている先生たちが、それぞれの「教師」の道をどうか、進んで下さいますように。