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不妊

投稿日:2025年4月2日 更新日:

長くなったので結論を先に書きますね。

「50年後、妊娠しないようにする手術が一般化するだろう」
です。

穏当な着地点としては「ピル等の常用による排卵の抑制」です。

どんな方法にせよ「妊娠の可能性をゼロにしようとすることが常識になる」んじゃないかなと考えています。

▼以下詳細

AIの台頭がめざましい今、どのような未来に向け、どんな準備をして、今日を生きておられますか。

私は教育にあたり、10年後の生徒らの姿や、30年後の世の中の様子を想像し、そこにはたらきかけるようにしています。なぜなら、そもそも目の前の点数が良かろうが、学歴が立派であろうが、それらは本人が幸せな人生を送ることができるかどうかとは、相関はあれど、直接対応するものではないからです。

点数を取らせるだけ、合格させるだけが正しいのでしょうか。

無論それは、点数を取らせてこそ合格させてこそ話せる内容です。私は偉そうなことを言える立場ではありません。生徒の成績の向上は、生徒自身の頑張りと自覚や自立によるものです。実のところそれなりに誇れるものがあるにしても、やはり偉そうにはすべきではなく思います。自塾の実績だと喧伝はすべきでない、と考えてしまします。商売としてはあまりうまくないのですが、これがありのままの姿です。

さて、今日の本題にどうつながるのか、もう少しお付き合いください。

なんのために勉強するか。それは当然、人それぞれです。特に今後は、勉強できるかどうかの価値が下がり続けます。いずれ一握りの頭脳担当の人間を除けば、もう労働は生命維持のための娯楽と化すでしょう。

その過程でおそらく起こるのは、「人工子宮による出産」です。次に起こるのは「出産という危険な行為の忌避」です。最後に起こるのが、今日の結論部分です。

そのころ、女性と男性は、それぞれどのような存在なのでしょうか。

あるとき、インターネットの海で、抗うつ剤を飲んだ結果、欲が無くなり、特に女性に対して関心を持たなくなったという意見を見ました。
その話にはこうありました。
『(薬の副作用で)欲による曇りが晴れた目には、女性はキンキンうるさくてブヨブヨしたキモいチビ、と映ります』とのこと。(私の意見でも、塾の意見でもございません、念のため)

男女それぞれの役割を差別や多様性の観点から中和した世界で、男性は、女性は、互いをどのように扱うのでしょう。同じ人間だと言う事は簡単ですが、それで解決できるほど簡単ではないと思われます。男性として、女性として、それぞれ生きていくとき、自分の生き方や在り方について、観察し、考え、アップデートしていくことが、誰しもに必要なはずです。

次は少し別の話になります。

私の友人は、彼の妻がお産を迎えた時に、母子ともに死ぬという不幸を経験しました。

どこに、わが子に死んでほしい妻の両親がいますでしょうか。
どこに、妻と子を両方失いたい夫がいるでしょうか。
どこに、幼い子だけを残して死ぬかもしれない行為を行う母がいますでしょうか。
こう考えると、割と真面目に、多くの人が善意と常識をもって「人工子宮があるんだから、お産するな!」と言い出すんじゃないかなと思われました。

AIとロボティクスは、科学の進歩を必ず加速させます。30年前、スマホの世界が読めなかったように、30年後、人工子宮による人間製造の世界が、私たちにはただ、読めていないんじゃないかなと思われました。

その時代に、つまり「読めない30年後」に向けて、生徒達にいま、与えておけるものは何なのでしょうか。

まずは希望です。希望の持ち方にはコツがあり、技術が必要です。少数の天才はそんなこと教わらなくても読書や親から学び、自らで希望の持ち方を会得してしまいます。自己肯定感という観点で整理している子育て本を見ますが、もう少し先に「希望」というキーワードがあると考えています。

次に人望です。人は人を愛します。人は人に愛されたいと感じることが多いでしょう。ところで、好きと愛の違いを説明できますか?

こんなことを話してから、日々の授業を実施しています。それが正しいかどうか、自分で考えられる人間になってほしいなと、私の言っていたことを鵜呑みにしない生徒を育てたいなと、そして、自分の考えを話せる生徒にしてあげたいなと、そう考えています。

記述対策、論述対策ととらえることもできるかもしれません。

また加筆します。

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