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合格と不合格

投稿日:2020年3月22日 更新日:

昔の話ですがお付き合いください。
塾長は自分の中学から「ある高校」を受けた15名のうち、たった1人の不合格者でした。
私は高い目標に挑戦しましたので、当時これを「不合格だが、よくやった」と感じました。
自分の番号の無い掲示板、地面に残った雪、入れなかった高校で見上げた青空を覚えています。
上品な色鉛筆の水色みたいな空でした。冷たい空気が清々しかったです。
中3当時ものすごく頑張った成果は、その後の大学生活と社会人の今を支えました。
文字通り人生を変える受験でした。
振り返れば、合否はただの分かれ道で、行きつくところは同じだったのかなと思います。
大学では結局、私が入りたかった高校の卒業生と肩を並べて研究をしました。
あの時志望校に合格していたら、うちの子供たちは生まれていません。
かけがえのない不合格で、かけがえのない受験でした。
私は中学生でしたが夜2時まで塾に居た日が続きました。
(現在、一新ゼミでは夜12時以降の勉強はおすすめしていません。)
私の受験勉強に付き合ってくださった当時の教室長は新婚で、
今思えばなんというご迷惑をおかけしたのかと、
言い尽くせない感謝とごめんなさいの思いを、今でも月に1度ほど思います。
当時の塾長先生と教室長の先生のお二人を、人間として心から尊敬します。
信じて下さったことを忘れません。ありがとうございました。
いつか恩返しをしたいです。
心の底で常にこれを思い、自己研鑚に日々を投じます。

一新ゼミだけでなく、「学習塾協議会いしかわ」に所属し、
日々情報交換と自己研鑚に勤しむ個人塾では毎年、逆転合格が当たり前です。

私たちは魔法使いではありません。
来ない生徒の成績は上げられませんが、来てくれる生徒たちの成績は上げられます。
ただ何よりも、成績の向上は私たちの力ではなく、本人の力です。
そして本人の力は、保護者の皆さまから授かった力です。
生徒の合格も挑戦も、ご家族様皆さまと生徒本人が脈々と受け継いできた力です。
私たちは皆さまの力に、そっと手を添え、すこし導き、力をさらに引き出します。

今年は二校舎全受験生12名のうち、11名が第一志望に合格致しました。
うち1名は志望校を1ランク落としましたが、結果として特進コースへ進学しました。
最後までついてきた受験生たちは、学校の同級生に比べてどれほど凛々しいことか。
私は前職のこともあり、自塾の生徒の様子をつい彼らの同級生全般と比較してしまいます。
自塾の生徒たちは、もはや人間としての格さえも違うのではないかとさえ感じます。
欲目なのかもしれません。

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